STAFF

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原作・脚本・演出
藤沢 文翁

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COMMENT

私がこの文章を書いている今は、三月二十八日です。 きっとこれから桜満開の季節が訪れるでしょう。 日本人がもっとも好きな季節なのではないでしょうか。しかし、不思議なことに我々日本人は桜の花も好きですが、その散り際も大好きなのです。

Relicはまさに忍者達が咲き乱れた戦国時代の散り際を描いた物語です。 現在でも謎に包まれた忍者達ですが、彼らが活躍した時代でさえ、彼らの実情は闇に包まれており、一般人の中には我々と同じように「本当にいるの?」と疑っていた人も多かったことでしょう。 それでも、彼らは確かに存在し、歴史の裏舞台で活躍し、怒り、喜び、悲しみ、そして涙も流せば血も流し、確かにそこに実在したのです。

この舞台が初演を迎える五月二十八日には、きっと桜も散って、路面にさえその跡形もないことでしょう。それでも、少し目をつぶり思いをはせれば、満開の桜が再び皆様の眼前に現れることでしょう。あたかも大きな時代のうねりの中で、どうしようもなく滅んでいった彼ら忍者に、今日の我らが国籍を超えて心をかき乱されるように・・・・。

さあ、これから語らせていただきますは400年も昔に散ってしまった花びらの物語。もはや残像さえ今には残っておりません。それでも、きっと感じていただけるはずです。私たちと同じように、確かにそこで生きて戦った「人間」の息づかい、そして遠い昔に散った桜の花のRelic(残り香)を。 雨が上がれば、間もなく舞台が始まります。
どうか心ゆくまでお楽しみください。

PROFILE

アクロスエンタテイメント所属
英国 ロンドン大学ゴールドスミス演劇学部卒

2005年、ロンドンのKings Head劇場で演出家・劇作家デビューを果たし、国内外で活動している。英国朗読劇を独自に改良した音楽性に溢れるそのスタイルは「藤沢朗読劇」と呼ばれ、手に汗握る朗読劇として進化を続けている。
TBS主催ブログ型朗読劇、日比谷クリエ主催の朗読劇、SOUND THEATRE PROJECT、Production I.Gのシアトリカル・ライブ プロジェクトなど、次々に朗読プロジェクトを発足させている。上演劇場もシアタークリエ、舞浜アンフィシアター、東京国際フォーラム ホールAと、朗読劇としては世界最大規模である。「ゼロから1を生み出す」ことをテーマにしており、ほぼ全ての作品は藤沢の原作である。近年では創作の場をさらに広げ、テレビに落語の原作、アニメ、ゲーム、ラジオドラマなど様々なジャンルへ原作の提供を行っている。


音楽監督
吉田 良一郎(吉田兄弟・兄)

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PROFILE

出身地:北海道 登別市
誕生日:1977年7月26日生

5歳より三味線を始める。津軽三味線の全国大会で数々の賞を受賞し、頭角を現す。
弟の健一と共に吉田兄弟として1999年アルバム「いぶき」でメジャーデビュー。
邦楽界では異例のヒットを記録し、現在まで13枚のアルバム他を発表。
2003年の全米デビュー以降、世界各国での活動や、国内外問わず様々なアーティストとのコラボレーションも積極的に展開している。
またソロワークとしては新純邦楽ユニット WASABI を立ち上げ、一般的な活動以外にも「日本の心 和の響き」と題した学校公演を行う等、日本の伝統芸能の枠を超えてワールドワイドに活躍できるアーティストとして期待されている。
http://www.yoshida-brothers.jp


舞台監督 諌山 喜由(ISA)
照明   久保 良明(エヂソン ライトハウス)
音響   三代 昭史(MOVE ON)
音響   熊谷   健   (オフィスエーワン)
美術   伊藤 雅子(MasakoITO.DESIGN)
特殊効果 阪部 聡子(スパーク)

大道具  延島 泰彦(東宝舞台)
舞台制作 林    清  (バードランドミュージックエンタテインメント)

衣裳   大戸 美貴(東宝舞台)